服についたペンキを落とすときの注意点
ペンキを落とす前に確認しておいてほしいことがあります。こちらを読んでから落とし方を実践してくださいね。
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注意点
- ペンキが乾いてしまう前に落とす
- デリケートな素材はクリーニングに任せる
注意点①ペンキが乾いてしまう前に落とす
ペンキが乾く前に落とす、それが何よりも重要です。完全に乾いてしまえば、油性であろうと水性であろうと落とすのが難しくなります。
手遅れになる前に、迅速に対処しましょう。
皮脂によって黄ばむ
ペンキがついてしまった服の素材は何でしょうか?もしもデリケートな素材であるなら、自分で洗わないほうが良いかもしれません。
ニットや毛皮などの素材の場合、洗うことで生地を傷つけてしまうからです。
ペンキを落とせたとしても、服がボロボロになっては元も子もありません。
応急処置だけして、あとはクリーニングに任せることをオススメします。
宅配クリーニングという選択肢
クリーニング店に行く暇がない、近くにお店がない方は「宅配クリーニング」がオススメ。家にいながら注文・発送・受け取りができてしまいます。
混んでいるお店で並んで待つ必要がありませんし、忙しい方でも使いやすいサービスです。
送料無料の業者も多いですから、うまく活用しましょう。
服についたペンキの落とし方
ペンキが水性か油性かによって、落とし方は異なります。それぞれの落とし方を紹介しますから、服についたペンキの種類に合わせて対処してください。
水性でも油性でも、乾く前に落とせるかがカギを握りますよ。
ペンキ(水性)の落とし方
彗星のペンキは、油性よりも落としやすいといえます。しかし乾くと落としづらくなるため、すぐに洗うことが大事です。
水ではなくお湯、あるいはぬるま湯で洗うようにしましょう。
温度を高くしたほうが、ペンキ汚れを落としやすくなります。
ある程度ペンキを洗い流してから、食器用洗剤でもみ洗いをしてください。
1時間後に洗うだけでも、ペンキは固まり服にこびりついてしまいます。
くどいようですが、すぐに洗うようにしてくださいね。
ペンキ(油性)の落とし方
水性のペンキはともかく、食器用洗剤では油性ペンキは落ちません。油性には、ペイントうすめ液を使いましょう。
時間が経てば経つほど油性ペンキは落ちなくなってしまいますから、服についてしまうことを想定して、事前に買っておきたいですね。
クレンジングオイルやスティックのりでも落ちる?
クレンジングオイルでもある程度綺麗に油性ペンキを落とせます。また驚くことに、スティックのりでも落とせます。
スティックのりに含まれるPVAという成分が、ペンキを分解してくれるのです。
スティックのりを塗って、乾いてからこするだけと簡単なので、ペイントうすめ液が手元にない方は試してみてください。
クリーニングに出す前にしておきたい応急処置
自分で洗うよりも、クリーニングに任せるほうが確実です。とはいえ、ペンキはすぐに乾いてしまいますから、できるだけの応急処置はしておきましょう。
応急処置をしたかしていないかで、クリーニング後の仕上がりは変わってきます。
せっかくお金を払って綺麗にしてもらうわけですから、できるだけペンキは落としてほしいですよね。
そのためにも、ペンキがついたらすぐに応急処置をしましょう。
そのうえで急いでクリーニングしてもらうのです。
ペンキがついてしまう前に対策を
ペンキを落とすことはかなり手間がかかります。
後悔しないためにも、できるだけの対策をしておきましょう。
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ペンキ対策
- 汚れてもいい服装で
- ついてほしくない箇所には養生テープ
- プロに頼む
ペンキ対策1:汚れてもいい服装で
ペンキが服についても困らないよう格好で作用しましょう。作業服やエプロンなど、そもそもペンキがついても良い服を用意するのです。
また髪の毛にペンキがつかないよう、帽子をかぶるのも効果的。
髪が長い方は1つにしばって帽子にしまいこみましょう。
手にペンキがついても大丈夫なように、ゴム手袋を装着しておくことも忘れずに。
ペンキ対策2:ついてほしくない箇所には養生テープ
ペンキがついてほしくない部分には、養生テープを貼ってしまいましょう。ガムテープよりも粘着力が弱い養生テープであれば、壁や床に貼っても安心です。
ビニール袋とマスキングテープで覆ってしまうのも良いですね。
手間はかかりますが、ペンキを落とすよりは圧倒的に楽です。
できるだけペンキがつかないよう工夫しておきたいですね。
ペンキ対策3:プロに頼む
そもそも自分でやらなければ困ることもありません。ペンキを塗るのはプロに任せてしまいましょう。
お金はかかるかもしれませんが、仕上がりも綺麗で手間もかからないためオススメです。
対策が面倒な方は、業者にペンキ塗りを頼んでくださいね。
まとめ~ペンキの落とし方を今すぐ実践~
今回の内容をまとめると下記の通りです。-
ペンキ対策
- ペンキが乾いてしまう前に落とす
- デリケートな素材はクリーニングに任せる
- 水性のペンキは食器用洗剤で落とす
- 油性のペンキはペイントうすめ液で落とす
- クリーニングに出す前に応急処置を忘れずに
- 壁・床についたペンキにはシールはがしスプレー
- 手についたペンキには木工用ボンド
- ペンキを使うなら対策すべし
ペンキは乾く前に落とせるかどうかで、綺麗になるかが決まります。
水性でも油性でもそれは変わりません。
今回ご紹介したペンキの落とし方も、乾いてしまったペンキだと完璧に落としきることはできないのです。
ペンキを落としたいなら、作業を中断してでも対処してくださいね。
もちろんペンキがついても大丈夫なよう、対策をしておくことが1番オススメです。
ペンキで汚れる前提で作業するようにしてくださいね。