洗濯物の干し方のキホン!
洗濯物を干すとき、何を意識していますか?毎日のようにやっていたら、何も考えずになんとなくやっている方もいるかもしれません。
ですが洗濯物の干し方を変えるだけで、乾くスピードもシワのつきやすさも変わってきます。
まずはキホンをしっかり押さえておきましょう。
- 洗濯物の干し方のキホン
- シワを伸ばして干す
- 肩の位置とハンガーを合わせて干す
- 天日干しなら裏返して干す
シワを伸ばして干す
一度シワを伸ばしてから干すだけで、乾いた後の仕上がり具合が変わります。乾いた状態の服のシワを伸ばすことは難しいですが、濡れている状態であればシワは伸ばしやすいです。
しわくちゃの服を着ていれば周りからの印象も悪くなってしまいますから、出来るだけシワはなくしておきましょう。
タオルなどは上下に振って、繊維を起こすと良いですよ。
肩の位置とハンガーを合わせて干す
ハンガーにかける時は、服の肩の位置に気をつけましょう。ただかけるのではなく、綺麗な形に整えることを意識するのです。
型崩れを防ぐためにも、ハンガーへのかけ方にも気を付けてくださいね。
またハンガーにかける時は、首元から通すのではなく服の下から入れ込むようにしましょう。
天日干しなら裏返して干す
外干しをする場合、注意したいのが服の色落ちです。紫外線によって色が褪せてしまう恐れがあるため、衣類は裏返して干すのがオススメ。
お気に入りの服を守るためにも、天日干しだけではなく部屋干しをするのも効果的です。
どうしても天日干しをしたいときは、日焼けが起こらないよう意識して干してくださいね。
雨の日でもシワなしすぐ乾く!干し方の裏ワザ11選
ひと手間加えるだけで、雨の日でもすぐに洗濯物を乾かすことができます。シワもなくなって生乾きの嫌なニオイも発生しなくなる裏ワザを大公開。
日々の洗濯に取り入れてみてくださいね。
- 干し方の裏ワザ
- 脱水時に乾いたタオルを入れる
- 裏返して干す
- アーチ状に干す
- 洗濯物同士はこぶし1つ分空けて干す
- 部屋干しなら壁から遠い所に干す
- 一旦たたんでから干す
- 洗濯物の下に新聞紙を置く
- アイロンがけしてから干す
- 風を循環させる
- 洗濯表示通りに干す
- 洗濯物を袋に入れてドライヤーで速乾
脱水時に乾いたタオルを入れる
脱水時間を長くすることでも早く乾かせますが、服に負荷がかかってしまうのが気になるポイント。そんな時は洗濯機に乾いたタオルを入れましょう。
脱水が始まる前に洗濯機を一時停止し、乾いたタオルを投入するだけでOK。
タオルはできるだけ綺麗なものを使ってください。
タオルにほこりがついていると、せっかく洗った洗濯物にほこりがついてしまいます。
裏返して干す
服の日焼け対策としても有効な、裏返して干す方法ですが、早く乾く効果もあります。ポケットや服の縫い目など、乾きづらい部分を空気に触れさせることで早く乾かすのです。
裏返すタイミングは、洗濯機に入れる時です。
洗ってからでは裏返すのに手間がかかりますから、脱ぐと同時に裏返すことを習慣づけましょう。
また裏返すことで洗濯時に衣類の表部分が傷みにくくなります。
裏返しにはメリットが多いですから、ぜひともやっておきたいですね。
アーチ状に干す
横一列に並べて干す場合は、アーチ状になるように干しましょう。両側には長いものを、真ん中は短いものをかためて干すのです。
アーチ状に干すことで、風が循環しやすくなり早く乾きます。
干す位置に気を付けるだけでも、乾く時間は変わりますよ。
洗濯物同士はこぶし1つ分空けて干す
洗濯物同士が近すぎると、風が通らず乾きにくくなってしまいます。こぶし1つ分空けて干すだけで、空気の通り道ができて乾きやすくなるのです。
ピッタリと洗濯物をくっつけてしまうと、濡れた部分で雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が増えれば、生乾きの嫌なニオイも発生してしまいますよ。
部屋干しなら壁から遠い所に干す
部屋干しをする時、カーテンレールに引っ掛けたりはしていませんか?カーテンレールの劣化につながることはもちろん、窓や壁に近すぎると風が通らず乾きにくくなってしまいます。
窓を開けるか、壁から遠い場所に干すようにしましょう。
部屋の真ん中、かつ上のほうが干す場所としてオススメです。
湿度は高い場所のほうが低くなりやすいですから、乾きにくいものは優先的に上に干しましょう。
一旦たたんでから干す
少し手間ではありますが、一旦たたんでから干すのも効果的です。たたむことでシワを伸ばし、服も種類別に分けられます。
干すときに服をどこに干すか決めやすくなりますから、結果的に干す時間が短縮されるのです。
とはいえ、干す量が多い場合はたたんでいる時間が長くなりがち。
たたむ時間がかなりかかりそうなときは、先に干してしまうことをオススメします。
洗濯物の下に新聞紙を置く
湿気をなくしたいけれど、除湿機は電気代がかかってしまいますよね。電気代を節約したい方にオススメしたいのが、新聞紙を使った除湿です。
湿気は下にたまりやすいですから、干している洗濯物の下に新聞紙を敷きましょう。
ただ置くのではなく、クシャッと丸めてシワをつけたうえで広げて敷くと、より水分を吸いやすくなるのでオススメです。
アイロンがけしてから干す
アイロンがけをする衣類は、干す前にアイロンがけしてしまうのがオススメ。生乾きの状態でアイロンがけをしたほうが、シワものびやすくなります。
衣類に含まれる水分が、スチームの役割を果たしてくれるわけですね。
水分を飛ばして早く乾くことにもなるため、一石二鳥です。
風を循環させる
部屋干しをする時には、扇風機やサーキュレーターを使って、部屋の中の空気を動かしましょう。エアコンでももちろんOKです。
乾きにくい衣類は直接風が当たるところに干せば、より早く乾きます。
風の通り道ができるよう、洗濯物同士は間を空けて干してくださいね。
洗濯表示通りに干す
洗濯物についているタグ、洗濯表示には推奨の干し方が記載されています。ハンガーに吊って干すか、地面と平行になるように干すか、衣類に合った干し方を確認してみましょう。
陰干しを推奨されているものは、天日干しをしないよう要注意。
本当に正しい干し方なのか、確認しておいてくださいね。
洗濯物を袋に入れてドライヤーで速乾
とにかくすぐ乾かしたい!そんな時は耐熱性のある袋とドライヤーを使いましょう。
耐熱性のある袋に洗濯物を入れて、ドライヤーをつっこみスイッチON。
いわゆる衣類乾燥機と同じ原理で、すぐに乾かすことができます。
特に早く乾かしたい靴下やマスク、下着などはこの方法がとても有効的です!
袋によっては事故につながる危険もあるため、十分に注意して行ってくださいね。
まとめ~洗濯物の干し方を意識しよう~
今回の内容をまとめると下記の通りです。- シワを伸ばして干す
- 肩の位置とハンガーを合わせて干す
- 天日干しなら裏返して干す
- 脱水時に乾いたタオルを入れる
- 裏返して干す
- アーチ状に干す
- 洗濯物同士はこぶし1つ分空けて干す
- 部屋干しなら壁から遠い所に干す
- 一旦たたんでから干す
- 洗濯物の下に新聞紙を置く
- アイロンがけしてから干す
- 風を循環させる
- 洗濯表示通りに干す
- 洗濯物を袋に入れてドライヤーで速乾
洗濯物の干し方は、シワを伸ばすことと早く乾かすことを意識することが大切です。
正しい干し方をすれば、服のシワも生乾きのニオイも防ぐことができます。
気持ちよく服を着るためにも、干し方にこだわってみてください。
少し意識するだけで、乾き具合が驚くほど変わりますよ。