洗濯機にティッシュを入れてしまうとどうなってしまうのか
衣類を洗濯したとき、ポケットのティッシュ、レシート、メモなのが一緒に洗濯してしまった経験があるかもしれません。メモ、レシートなどの紙は、固く丸くなるので、洗濯後に簡単に取り除くことができますが、ティッシュは衣類にこびりついてしまうので、簡単に取り除くことができません。
ティッシュが衣類にこびりつく理由は、ティッシュの性質と関係があります。
ティッシュは人肌に触れやすいように、薄くてやわらかい素材でつくられています。
さらに、ティッシュは静電気を帯びやすいので、衣類に付着します。
そのため、ティッシュは洗濯すると、バラバラになったティッシュが広範囲でひろがるため、洗濯した衣類や洗濯機にティッシュが付着します。
洗濯物についたティッシュを簡単に落とす方法5選
洗濯機に付着したティッシュを手でひとつひとつ丁寧に取ることはできますが、面倒ですよね。そんな面倒なことしなくても、ティッシュが取れる方法が以下の5つです。
- 乾燥機にかけてみる
- 洗剤に柔軟剤・酢を加えて洗濯する
- 野菜ネットを活用して洗濯する
- ガムテープでティッシュを処理する
- 粘着ローラーでティッシュを処理
- 掃除機でティッシュを処理する
上記のそれぞれについて詳しく説明しましたので、見てみましょう。
①乾燥機にかけてみる
洗濯したあと、衣類に付着したティッシュを取り除こうとしても、衣類もティッシュも濡れていて取り除きにくくなっています。そのため、洗濯した衣類を乾燥させて付着したティッシュを取り除きやすいようにするとこをおすすめします。
乾燥機で20~30分ほど乾燥させると、ティッシュが取れやすくなるので、実践してみましょう。
乾燥機を使うことにより、衣類に付着したティッシュを取り除きやすいですが、乾燥機を使うメリットが他にもあります。
洗濯機で乾燥モードを使うと、洗濯槽内部が回転して遠心力が加わるので、温風で衣類や洗濯槽に付着したティッシュを吹き飛ばしてくれます。
②洗剤に柔軟剤・酢を加えて洗濯する
先ほど説明しましたが、洗濯機や洗濯した衣類にティッシュが付着してしまう原因は静電気になります。ティッシュが持つ静電気を防ぐため、柔軟剤や酢を入れて洗濯してみましょう。
柔軟剤はその商品に表記された適量、酢は約200ccを洗濯機にいれてしましょう。
酢が多くて心配する方がいるかもしれませんが大丈夫です。
洗濯した衣類や洗濯槽に酢のニオイがほとんどつかないので、安心して酢を入れて洗濯できます。
③野菜ネットを活用して洗濯する
みかんやオクラなどが入っている野菜ネットを使用しましょう。野菜ネットに衣類をいれると、乾燥機を使わなくても簡単にティッシュを取り除くことができます。
もし、野菜ネットがなければ、三角コーナー・排水溝の水切りネット・泡だて器などを代用して使いましょう。
使い方は簡単で、濡れている衣類にさやしく撫でることにより、濡れたティッシュがネットの網目に絡みますので、衣類に付着したティッシュがボロボロ取り除くことができます。
落としたティッシュをもう一度掃除するのは大変ですので、新聞紙などを床に敷いて撫でることをおすすめします。
➃ガムテープでティッシュを処理する
衣類に付着した目に見えるティッシュは取り除けても、手では取りづらい小さな破片、見落としが気になるときもあります。そんなときはガムテープを使いましょう。
ガムテープ使ってティッシュを処理したい場合、まずは洗濯後に衣類を乾燥させましょう。
乾燥させた衣類の目に見えるティッシュを取り除いたら、仕上げとして手では取り除きにくいティッシュはガムテープを使って取り除きましょう。
ガムテープも野菜ネット同様、力をいれて取り除くより、やさしく撫でるようにしてティッシュを取りましょう。
⑤粘着ローラーでティッシュを処理する
ガムテープと同様、粘着ローラーは洗濯した衣類を乾燥してから使いましょう。粘着ローラーは粘着力が強いため、やさしく衣類を傷つけないようにティッシュを取り除くように注意しましょう。
粘着ローラーを強くガンガン力をいれてしまうと、衣類に傷やヨレができてしまいます。
そのため、衣類を傷つけない力加減が難しいので、衣類を傷つけたくない方はガムテープを使うことをおすすめします。
⑥掃除機でティッシュを処理する
洗濯した衣類は乾燥させてから掃除機をかけるようにしましょう。あまり強吸引すると、衣類に傷やシワができてしまいます。
そのため、強吸引で吸い込まないように先端ブラシを外して、風量を弱めに吸い取るようにしましょう。
洗濯機についたティッシュをきれいにする方法4選
ティッシュの付着した洗濯物はきれいにする方法は分かったけど、ティッシュがバラついた洗濯機をきれいにする方法が分からないですよね。洗濯機に付着したティッシュをどうきれいにする方法は以下の4つです。
- フィルター掃除する
- 漂うティッシュをすくう
- すすぎと排水をする
- ドラム式洗濯機の場合
上記の内容について詳しく説明しましたので、見てみましょう。
①フィルター掃除する
洗濯機についているフィルターは、細かなティッシュが溜まっている可能性があります。洗濯機からフィルターを取り除いて、なかまできれいに掃除しましょう。
洗濯機にティッシュが残っていると洗濯槽に戻って来るので、丁寧に洗ってティッシュを取り除きます。
フィルターを掃除する際に注意する点は、壊さないように注意しましょう。
ティッシュの繊維が絡まって取りづらい場合は、水でキレイに流しましょう。
キレイに洗ったフィルターを洗濯機に戻すときには、しっかりはまっているか確認してください。
②漂うティッシュをすくう
細かなゴミなどを救う網を用意し、ティッシュをすくい取るようにしましょう。洗濯機に水をいっぱい入れて、約2分カラ回しします。
カラ回しが終了すると、洗濯槽にこびりついたティッシュが浮いてきますので、用意した網ですくいましょう。
これをティッシュが浮いてこないまで何回も繰り返してください。
このやり方でも細かなティッシュはフィルターに入っていますので、フィルター掃除と排水溝のホースにティッシュが詰まっていないか確認する必要があります。
③すすぎと排水をする
まずは、目に見えるサイズのティッシュを手で取り除きましょう。水を抜いた状態でできるだけきれいにしましょう。
さらに、水を洗濯槽にいっぱい張ったら、すすぎと排水をするだけです。
1回するだけでも、ほとんどのティッシュが洗い流せますが、気になればフィルターチェックしましょう。
ティッシュが引っかからないようになるまで繰り返しすすぎと排水することをおすすめします。
④ドラム式洗濯機の場合
トラム式洗濯機の掃除も、中に残っているティッシュを掃除することから始まります。目につくティッシュはすべてきれいに掃除して取り除くようにしましょう。
さらに、排水溝のホースにティッシュが詰まっていないか確認しましょう。
普段の洗濯で排水溝はあまり気にかけないですが、ティッシュが残ると詰まりの原因となりますので、ティッシュを洗ってしまったときは排水溝のホースも確認しましょう。
また、フィルターがきれいかどうか必ず確認しましょう。
きれいに掃除しておかないと、今後洗濯機を使ったときに悪影響を及ぼすかもしれないので、確認することをおすすめします。
そこで、目に見えるティッシュは処理したけど、目につかない箇所のティッシュをどう処分するか分からないですよね。
目に見えないティッシュを処理するには、洗濯槽の中の最大量の水を入れて、洗う時間も最長に設定して、洗いモードで洗濯しましょう。
洗濯槽にティッシュが浮いてきたら洗濯機を止めて、網目のものでティッシュをすくい取りましょう。
ティッシュの量が減ってきたら、洗いモードが終了するまで待ちましょう。
何度もしつこいですが、必ずフィルターを確認しましょう。
もし、フィルターにティッシュが付着していたら必ず手で取り除きましょう。
まだティッシュが残っていましたら、再び洗いモードで洗濯機を回し、ティッシュが無くなるまで何度も繰り返す必要があります。
プロの業者に任せることもあり
自分でいろいろ試してみたけど、洗濯内部に不安な場合は、プロの業者にまかせましょう。
洗濯機の洗濯槽や排水ホースをパーツごとに分解して、高圧洗浄機などで洗浄してくれるのできれいにしてもらえます。
あなたの手では取り切れない洗濯槽の裏側、排水ホースのよごれまできれいに落とせるので、まるで新品のようになります。
今使用している洗濯機を今後も安心して使いたいなと考えているなら、プロの業者に頼みましょう。
まとめ~洗濯機でティッシュを洗ってしまったときの対処法~
洗濯機でティッシュを洗ってしまったときの対処法とティッシュが洗濯槽にこびりつく理由について紹介しました。この記事は、衣類に付着したティッシュの取り除き方を6つ紹介しましたので、もう一度見てみましょう。
- 乾燥機にかけてみる
- 洗剤に柔軟剤・酢を加えて洗濯する
- 野菜ネットを活用して洗濯する
- ガムテープでティッシュを処理する
- 粘着ローラーでティッシュを処理
- 掃除機でティッシュを処理する
ガムテープや粘着ローラーで取り除くは皆さんも想像がついたかと思います。
余計なお金をかけなくても、日常で使用している酢を使用することでティッシュが取り除くことができますので、ぜひ活用してみてください。
また、浴槽に付着したティッシュの取り除き方も紹介しましたので、もう一度見てみましょう。
- フィルター掃除する
- 漂うティッシュをすくう
- すすぎと排水をする
- ドラム式洗濯機の場合
ここでは、洗濯槽の表面のみ掃除するのではなく、部品ごとに分解して掃除することをおすすめします。
また、洗濯機を長く使いたいなら、こまめに掃除しましょう。
手洗いで洗ってしまうのもいいですね。